2014年11月25日火曜日

Final Cut Pro X マルチカム編集

最近、Final Cut Pro Xを使った映像編集のやり方を人に教える機会があったので、自分自身の頭の整理の為も兼ねてブログにも書いていこうと思います。
今回は、マルチカム編集についてです。


演奏動画やライブ動画など複数のカメラで撮った映像をマルチカム編集するときの手順
                                 (Ver. 10.1.3)

ボサノバシンガーのウエムラケイさんの演奏動画を編集していきます。

イベントに映像を読み込む


今回は、音源(Ela e Carioca)、固定カメラ(PV1)、手持ちカメラ(PV2)の3つの素材で編集していきます。

マルチカム編集したい映像を選択する


映像を選択すると、選択されたクリップは周りが黄色の枠で囲まれます。

選択したクリップを右クリックして「新規マルチカムクリップ」を選択する



今回は演奏動画なので「同期にオーディオを使用」にチェックを入れます。
オーディオを使って自動でタイミングを合わせてくれます。


「マルチカムクリップを同期中」の画面になります。同期するクリップの数などが多くなると時間がかかることがあります。


左上にマルチカムクリップが完成しました。ダブルクリックするとタイムラインのところに詳細が出ます。

タイムラインに並べて編集



メニューバーの「ウインドウ」→「 ビューアの表示」→「アングルを表示」を選択



すべてのカメラアングルを確認しながら編集ができるようになります。

好きな場所でカットしながら編集


音は音源に固定しながら、映像を切り替えていき編集を進めていきます。

このような手順で映像を編集していきます。驚くほど簡単に編集することができるので、ぜひ試してみてください!